【満足度80】新海誠監督作品第3弾・映画『秒速5センチメートル』(2007年、日本、アニメ)を観て、監督はまだ童貞なんじゃないかと思いました。

シネマ・ナビゲーターのヴァニ(@vani_1103)です!

 

本日は、ブログ企画「新海誠監督を1から楽しもう!」第3弾の『秒速5センチメートル』をご紹介します。

ブログ企画「新海誠監督を1から楽しもう!」を始めます。

↑企画の趣旨をまとめていますので、一度だけご確認くださいませ。

 

こちらは2007年で日本で公開された、ロマンス/ドラマ/青春作品です。

上映時間は60分。

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満足度は80%!

面白かったです!

すべてのことにおいて汚れてしまったおじさんにとっては胸が締め付けられるように苦しく、切ない物語でした。

主題歌を歌う山崎まさよしさんも素晴らしかった。

10代の中高生の方に観てもらいたい作品です。

 

ぼくは本作を観終わった後、こんなことを思いました。

「新海誠監督は、童貞だったあの頃に頭の中で考えていた理想の女性との出会いと別れを、ありありと具現化できる天才なのだな」

もしかしたら、新海監督、2019年現在も童貞なんじゃないか、だからこんな物語を生み出すことができるのではないか。

それでは新海監督が童貞を捨てたらこの世からこのような素晴らしい童貞アニメ作品が失われてしまう。

新海監督の童貞を守らねば。

彼女はおろか、風俗になぞ行かせてはいけない。

などと、新海監督の下半身事情をしばらく心配していました。

ウィキペディアを読んだら、結婚して子どもさんもいらっしゃるとのこと。

ということは、童貞を捨てた今も、童貞だったあの頃の気持ちを失うことなく作品づくりができる大天才なのですね。

 

観終わった後にこんな空想を膨らませてしまうほど、本作で描き出された「いつまでたっても大人になりきれない、ある若い男が最も愛した女性との物語」は、もしぼくが童貞だった若かりし頃に観ていれば、ナイフで胸をグリグリされるくらい刺さっていたんじゃないかと思ったのです。

本当、ぼくを含めて、男っていつまでたってもバカなんですよ…。

 

気を取り直して、本作は時間が62分と短くサッと観れるのもポイントです。

ぼくのように、いろんなことを考え込んでしまう方もいらっしゃれば、何も思うことなく終わる方もいらっしゃるでしょう。

女性は特に何も思わないかもしれません。

そういう女性の方は、近くにいる若い童貞にぜひこの作品を観るようオススメしていただければうれしく思います。

 

以下に、注目ポイントと感想を書きますので、お読みください。

『秒速5センチメートル』の予告編と簡単なあらすじ

どれほどの速さで生きれば、きみにまた会えるのか。

 

小学校の卒業と同時に離ればなれになった遠野貴樹と篠原明里。

二人だけの間に存在していた特別な想いをよそに、時だけが過ぎていった。

そんなある日、大雪の降るなか、ついに貴樹は明里に会いに行く…。

貴樹と明里の再会の日を描いた「桜花抄」、その後の貴樹を別の人物の視点から描いた「コスモナウト」、そして彼らの魂の彷徨を切り取った表題作「秒速5センチメートル」の3編を収録した連作短編アニメーション。

 

allcinema(外部サイト)

『秒速5センチメートル』のキャスト・スタッフ

・声の出演

水橋研二/遠野貴樹

近藤好美/篠原明里(第1話「桜花抄」)

花村怜美/澄田花苗(第2話「コスモナウト」)

尾上綾華/篠原明里(第3話「秒速5センチメートル」)

 

・スタッフ

新海誠/監督・アニメーション制作・演出・絵コンテ・原作・脚本・キャラクター原案・美術監督・色彩設計・音響監督

『秒速5センチメートル』を観る前に

新海誠監督作品第2弾の『雲のむこう、約束の場所』(2004年)はこちら。

【満足度30】新海誠監督作品第2弾・映画『雲のむこう、約束の場所』(2004年、アニメ)で、監督の描きたいものが分かりました。

 

監督はもちろん『ほしのこえ』『雲のむこう、約束の場所』の新海誠さん。

ありふれた日常の中で繰り広げられる男女の心の機微を美しい映像でリリカルかつノスタルジックに綴ります。

リリカルって何ぞ?

「叙情的なさま。叙情詩的」だそうです。

そして、ノスタルジックに。

「時間的あるいは場所的に遠く離れた場所へ思いを巡らすこと」です。

新海誠監督の描く若い男女には、2人の「距離」というものがとても重要な意味を帯びているような気がしています。

第1弾の『ほしのこえ』では、宇宙と地球。

第2弾の『雲のむこう、約束の場所』では、夢の中と現実。

その届かない「距離」の中で2人がどうにかして心を通わせようとする様がとても美しくもあり、自分勝手にも思えたり、様々な感情を揺さぶるのではないかと思うのです。

『秒速5センチメートル』は、3つのお話60分の短い物語となっています。

今回の主人公たちである、遠野貴樹と篠原明里の「距離」はどうなっていくのでしょうか。

『秒速5センチメートル』の注目ポイントと感想

最愛の人にいつ会えたら幸せなんだろう?

『秒速5センチメートル』を観ていて感じたことは、

「人生において最愛の人に、いつ出会えたら幸せなんだろう?」

ということ。

出会うなら早く会って、長い間一緒にいられたらいいですよね。

けれど、本当にそれでいいですか?

本作の主人公である遠野貴樹と篠原明里は小学校時代に出会うことになりました。

2人は何となく引き寄せられるように毎日を一緒に過ごしていました。

しかし、小学校卒業と同時に2人は離ればなれになってしまうことに。

どうしても抗うことのできない力によって引き裂かれる訳です。

早く出会いたいといっても、早すぎるとダメみたい。

といっても、いつ会うかなんて自分が決めることなんてできないのですけれど。

 

「相手を愛す」or「相手に愛される」?

もう一つ考えたことは、

「あなたは、相手を愛することを選びますか、愛されることを選びますか?」

ということ。

これも悩みます…。

悩んだ末に、ぼくがたどり着いた答えは、「相手を愛する」。

どちらを選んだとしても、苦しいことに違いありません。

が、苦しいのであれば、相手をひたむきに愛し続けることを選択したいと思いました。

 

では、もっと踏み込んでお聞きします。

「愛する相手は、会うことができない場所にいます。愛してくれる相手は、毎日会える場所にいます。あなたは、相手を愛することを選びますか?愛されることを選びますか?」

この質問の答えは、『秒速5センチメートル』を観ながら、じっくり考えていただきたいと思います。

 

最後に

以上、シネマ・ナビゲーターのヴァニ(@vani_1103)でした。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

いかがだったでしょうか?

もしこの作品に興味を持たれましたら、実際にご自身で映画を楽しんでみていただきたいと思います。

 

第4弾の『星の追う子ども』(2011年)はこちら。

【満足度60】新海誠監督作品第4弾・映画『星を追う子ども』(2011年、アニメ)の主人公アスナは、ぼくの嫌いなタイプの女性でした。

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