小林せかい「ただめしを食べさせる食堂が今日も黒字の理由」で勉強したこと。

飲食業に”オープンソース”を

”看板メニュー”という名の下にレシピを隠す飲食店や、”セミナー”という名の下に知識を隠蔽する飲食店開業コンサルタント。『自分の知識を隠すことで勝者となる』ことが既存のビジネスのあり方だとして、私はもっと別の未来があると思うのです。それが、オープンソースによる『知識のシェア』です。

[オープンソース]:ソフトウェアの設計図にあたるソースコードを、インターネットなどを通じて無償で公開し、誰でもそのソフトウェアの改良、再配布が行えるようにすること。

ぼくも、今とても夢中になっている農業も含めて、生き様をオープンソースにしてみたいなと思います。
ブログをやっているのも、この『知識のシェア』に当たると思います。
もし、ぼくが高額セミナーとかをやり始めたら、ガンガン叩いてください。

バカにしていた人が、一緒にバカになるまで

会社を辞め未来食堂をめざし始めたときはまだまだ練りが浅く、「そんなの無理」と皆に反論の余地を与えていたのでしょう。「なら、これでどうだ」を繰り返すたびに理論がどんどん深まります。いつしか未来食堂のコンセプトや”あつらえ”の話をするたびに、「ええ!? 食べたいって言ったら温かいスープが出てくるなんて、なんて素敵なお店なの!」と、バカにされるどころか、一緒にワクワクしてくれる人が増えてきました。

世の中にないことをやろうとしているのなら、「そんなの絶対もうからない」と言われるのが普通。
それを「アンチが誹謗中傷している。そんなのは無視して…」という人は多いけれど、それを乗り越えて相手を納得させるばかりか、自分のファンにさせてしまうというところが重要なポイントだと思います。

優等生像に染まってしまった未来食堂への危機感

”ただめし”によって”優等生”になってしまった未来食堂を、もう一度自由な場所に立ち戻す必要がある。”善い(=道徳的に正しい)”から行うのではなく、”善い悪い”を越えたところにある本質を行えるお店でありたいと考えたのです。『次に発表するシステムは、絶対に既存の道徳のものさしでは測れないようにしよう』と心に決めました。

「正論」「正しい」ことで突き進んでいく人間には何の魅力も感じないし、逆に距離を置いてしまう。
それ100%で生きている人もいるんだろうけれど、その多くは嘘にまみれて生きていると感じるからです。
だから、ぼくは「ポリティカル・コレクトネス」的な発言をすることもあるし、風俗についての問題が書かれた本を読んで思考しつつも風俗店に行ってその体験レポートを書くような、裏も表もあるけれど、それをすべてさらけ出し生きていきたいと思います。