自分の「正しさ」が揺らいでしまったあなたへ。『THE GUILTY/ギルティ』(2018年、デンマーク)

こんにちは、シュンちゃん(@vani_1103)です。

今回は、映画『THE GUILTY/ギルティ』の感想です。

引用:Yahoo!映画

製作年:2018年

製作国:デンマーク

ジャンル:サスペンス/ドラマ

上映時間:88分

視聴環境:レンタルDVDの吹替版

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『THE GUILTY/ギルティ』の感想:満足度80%

アスガーが体験した今回の出来事は、緊急通報指令室でも「よくあること」ではなく、かなり特殊で、「引いたおみくじが大凶だった」レベルのことだったと思う。

そこに、音と声だけを聞いていろいろな判断をしなくてはならないオペレーターという仕事、そしてアスガー自身の正義感、加えて次の日の審理を終えればまた捜査官に復帰できるということも合わさった、何とも不幸というかなんというか、そんな夜だった。

ぼくが、「怖いなぁ」と思ったところは2つ。

・何事も思い込みで決めつけること。

・自分の役割を超えて首を突っ込むでしまうこと。

 

アスガーの思い描くシナリオ通りに進んでいくと思われたものの、物語はあらぬ方向へと進んでいく。

振り子のように心が揺れ動くアスガー。

彼が電話の向こう側の女性イーベンにしてあげたことは、すべて間違いだったのか。

打ちひしがれるアスガー。

彼は過去に、人を殺していた。

正義感や信念のもと、あの行為は正しかったと思っていた。

何よりも自分の行いによって人を助けることができたと思っていた。

だが、イーベンと話をして気づいた。

物事はどこから見るかによって大きく変わる。

自分の信じた「正しさ」は、絶対ではないのだ。

 

アスガーは、静かに部屋を退出して、誰かに電話をかけるのだった。

あなたならこのとき誰に電話をしますか?

『THE GUILTY/ギルティ』の作品情報

あらすじ

緊急通報指令室という限られた空間を舞台に、電話から聞こえてくる声と音だけを頼りに誘拐事件の解決に当たるオペレーターの奮闘を、極限の緊迫感と予測不能の展開で描き、サンダンス映画祭観客賞をはじめ各方面から高い評価を受けたデンマーク製クライム・サスペンス。主演は「光のほうへ」のヤコブ・セーダーグレン。監督は本作が長編デビューとなる新鋭、グスタフ・モーラー。

捜査中のトラブルにより現場を外された警察官のアスガー。今は緊急通報指令室のオペレーター勤務で、元の職場への復帰を目前にしていた。そんな彼がある夜受けた通報は、今まさに誘拐されているという女性からのものだった。彼女の名はイーベン。走行中の車の中から、携帯電話で掛けていた。その電話から聞こえる声と音だけを手掛かりに、犯人の特定とイーベンの救出に全力を尽くすアスガーだったが…。

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予告編

キャスト

ヤコブ・セーダーグレン / アスガー・ホルム

声の出演

イェシカ・ディナウエ / イーベン

ヨハン・オルセン / ミケル

オマール・シャガウィー / ラシッド

カティンカ・エヴァース=ヤーンセン / マチルド

スタッフ

グスタフ・モーラー / 監督・脚本