いじめっ子とも一緒に仲良くしたいと思うあなたへ。『ドッグマン』(2018年、イタリア/フランス、PG12)

こんにちは、シュンちゃん(@vani_1103)です。

今回は、映画『ドッグマン』の感想です。

引用:毒沼地のゾンビマン、映画館に現る!

製作年:2018年

製作国:イタリア/フランス

ジャンル:サスペンス/ドラマ

上映時間:103分

映倫:PG12

視聴環境:映画館で字幕版

『ドッグマン』の感想:満足度100%

もしあなたが「いじめられっ子」ならば、いじめっ子をどうしたいだろう。

どんなにいじめられようと、いつまでも友だちでいようとするのか。

それとも、そんな人間とは距離を置いて関わらないようにするのか。

本作は、そんないじめられっ子がどんな運命をたどるのかを見届ける物語。

 

いじめられっ子マルチェロは、町のゴロツキ・シモーネのことを親友だと思っていた。

シモーネために、強盗の罪を被って服役もした。

しかし、シモーネはマルチェロのことなど、自分の言いなりになる人間の一人くらいにしか考えていなかった。

「ただ、自分に友だちとして対等に接してほしい。敬意を払ってほしい」。

マルチェロの気持ちは、最後までシモーネに届くことはなかった。

 

シモーネにいじめられる人生。

それでも、大好きな犬と関われるドッグサロンがあり、愛する娘と過ごし、町の仲間とフットサルを楽しむ、満ち足りた生活を送っていた。

シモーネに支配された人生であっても、そこには幸せがあった。

マルチェロはシモーネに反抗した。

彼は自由になった。

そこには、何もない、誰もいない世界が広がっていた。

 

人は、誰もが自由に自分の人生を生きることが良いことなんだと思っていた。

だがしかし。

人に支配されることで幸せに生きることができる人もいるのかもしれない。

そんなことを感じた。

『ドッグマン』の作品情報

あらすじ

『ゴモラ』『五日物語 -3つの王国と3人の女-』のマッテオ・ガローネ監督がイタリアのさびれた海辺の町を舞台に贈る衝撃のサスペンス・ドラマ。犬好きの気弱な男が、地元のゴロツキとの縁を切れないばかりに、幸せな日常を奪われ、どん底へと転落していく不条理な運命の顛末を鮮烈に描き出す。主演はほぼ無名ながら本作の演技でカンヌ国際映画祭主演男優賞に輝いたマルチェロ・フォンテ。共演にエドアルド・ペッシェ。

犬をこよなく愛する男マルチェロは、静かな海辺の町で犬のトリミングサロンを営んでいた。今は独り身ながら、別れた妻子とも良好な関係が続いていて、それなりに幸せな日々を送っていた。しかし気弱でお人好しの彼は、粗暴で地元の厄介者シモーネに付け入られ、たびたび彼の悪事を手伝わされていた。シモーネの暴力に怯え、関係を断ち切れないまま、ついには取り返しのつかない事態を招いてしまうマルチェロだったが…。

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予告編

キャスト

マルチェロ・フォンテ / マルチェロ

エドアルド・ペッシェ / シモーネ

スタッフ

マッテオ・ガローネ / 監督・製作・原案・脚本