『アナと雪の女王2』(2019 アニメ)の映画感想文。

残念ながら、ぼくは本作を観ても、ワクワクドキドキすることはありませんでした。

前作はとても楽しかったのですが。

たぶん、引っかかったのは、「水はなんでも知っている」という部分です。

「水の記憶」というネタをどういう意図で持ってきたのかと、違和感を感じてしまって、そのままエンドロールまで引きずってしまいました。

確かに、映画は「ありえねぇこと」が「ありえること」として描かれるものなので、まったく引っかかる必要はないのに。

 

学校現場で、とくに小学校で「水からの伝言」という本を使っての道徳の授業が流行ったことがありました。

水は言葉を理解している。

「ありがとう」という美しい言葉をかけると美しい結晶になり、「ばかやろう」と汚い言葉をかけると汚い結晶になる。

だから、みんな美しい言葉を使いましょう。

というものです。

もしかすると、今でもそのニセ科学を信じて、子どもたちに教えている先生がいるかもしれません。

 

「水からの伝言」を書いた人が今どういう活動をしているのか、まったく知りません。

が、「あの『アナと雪の女王2』でも、取り上げられていたでしょう! 水は本当に何でも知っているのです!」という利用のされ方をしたりするんですよね。

それに気がとられすぎて、ほとんど物語を楽しめませんでした

 

ニセ科学で子どもたちをだます先生たちと戦ってきたことが、『アナと雪の女王2』を楽しめないということになろうとは思ってもみませんでした。

作品情報

Yahoo!映画

ジャンル:ファンタジー/アドベンチャー/ミュージカル

上映時間:103分

視聴環境:映画館で吹替版