古き良きホラーを楽しみたいあなたへ。『IT/イット ”それ”が見えたら、終わり。』(2017年、R15+)

こんにちは、シュンちゃん(@vani_1103)です。

今回は、映画『IT/イット ”それ”が見えたら、終わり。 』の感想です。

製作年:2017年

製作国:アメリカ

ジャンル:スリラー/ホラー/ドラマ

上映時間:135分

映倫:R15+

視聴環境:レンタルDVDの吹替版

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字幕版吹替版(ともに外部サイト)

『IT/イット ”それ”が見えたら、終わり。』の感想:満足度80%

観る前に

ぼくは、今回の『IT/イット ”それ”が見えたら、終わり。』をまったくの初見で視聴します。

スティーヴン・キングさん原作は大好きなのに、なぜか『IT』は観たことがなかったのです。

「ピエロってそんなに怖いの?」

そんな気持ちが先に立って、観るのを躊躇してしまっていたところがあるのかもしれません。

この『IT/イット ”それ”が見えたら、終わり。』は、前編となる作品で、後編の『IT/イット THE END ”それ”が見えたら、終わり。』が2019年11月1日に公開されることになります。

公式サイト(外部サイト)

ちょうど良い機会ですので、しっかりと復習をしてから後編を映画館で楽しんでみたいなと思っています。

 

満足度は80%!

面白かったです。

古き良き時代のホラー作品を久しぶりに楽しむことができたなと思いました。

子ども時代の「暗闇」に対する恐怖を、不気味なピエロとともにしっかり描かれていて、「あの頃に感じていた恐怖」を思い出させてもらえました。

本作はホラー作品なのですが、他にも主人公たちのうれしいこと楽しいこともあった夏の思い出を語る青春作品でもあったりします。

『スタンド・バイ・ミー』に似たテイストも含んだストーリーテリングは、まさにスティーヴン・キングの真骨頂といったところでした。

心臓に悪いショック系のドッキリはあまりありません。

自分の青春時代を振り返りつつ、怖キャラ・ペニーワイズの恐怖を堪能してもらいたいと思います。

 

「映画館で観たい!」

ぼくはこれまで、ホラー作品を映画館で楽しんだことがあまりありません。

しかし、『IT/イット ”それ”が見えたら、終わり。』は「映画館で観たいなぁ」と思った作品でした。

理由としては、物語の良さはもちろんなのですが、もう一つあります。

本作はどうしても暗闇を描く場面が多くなるため、家のリビングで観ているとどうしてもまわりからの光が邪魔に感じてしまうことがあったからです。

じゃあ夜に明かりを消して観れば良いのではと言われるかもなのですが、それだと怖いんです。

ですので、きちんと暗くて一人ではなく他の人と一緒に楽しむことができる映画館がベストだろうなぁと思いました。

 

自分の青春時代を思い出す

『IT/イット ”それ”が見えたら、終わり。』は、1988年のアメリカが描かれています。

本作を観ていて、ぼくが中学生だった頃を思い出してしまいました。

1988年、ぼくは13歳で、ちょうど中学1年生。

あの頃は、確かに「不良グループ」と「いじめられっ子グループ」の2極化があったような気がします。

実際のぼくは、どちらにも属さない状態でしたが、この物語を観ているとそんななつかしさを感じさせてもらえました。

 

今考えると、あまり自慢できるような中学生時代を過ごせていた訳ではありません。

もっと言うと、クソみたいな毎日を過ごしていたのかもしれません。

けれど、ぼくたちはその時、最高の時間を過ごしていました。

こんなぼくにも甘酸っぱい恋もあった、あの夏の日。

そんなあの頃を思い出させてくれる、さすが、スティーヴン・キングさん原作!といったところだと思います。

同じキングさん原作の『スタンド・バイ・ミー』にも似た、楽しみ方もできる作品です。

 

それぞれが自分の中の恐怖と戦う

『IT/イット ”それ”が見えたら、終わり。』では、暗闇の中に潜む不気味なピエロ「ペニーワイズ」とビルたちが立ち向かうことになります。

ペニーワイズとはいったい何者なのか。

そして、ペニーワイズは彼らを暗闇に引き込むために、どんな恐怖を用意するのか。

その恐怖に対して、どう戦っていくのかが注目ポイントになります。

一人で克服していくこともあるでしょうし、「負け犬クラブ(LOSERS)」で支え合って乗り越えることもあるでしょう。

彼らがどうやってペニーワイズ=自分の恐怖を向かい合っていくのか、ぜひ楽しんでいただきたいと思います。

『IT/イット ”それ”が見えたら、終わり。』の作品情報

あらすじ

子供が消える町に、”それ”は現れる。

不気味なピエロ“ペニーワイズ”と少年たちの対決を描いたスティーヴン・キングのベストセラー小説を「MAMA」のアンディ・ムスキエティ監督で映画化し、全米で記録的大ヒットとなりセンセーションを巻き起こしたホラー・サスペンス。子供の失踪事件が続く田舎町を舞台に、弟をさらわれた少年といじめられっ子の仲間たちが力を合わせて、ピエロの格好をした謎めいた存在に立ち向かっていくさまを、少年少女の瑞々しい青春ドラマを織り交ぜつつ、戦慄の恐怖演出で描き出す。主演は『ヴィンセントが教えてくれたこと』『ミッドナイト・スペシャル』のジェイデン・リーバハー。ペニーワイズ役には『シンプル・シモン』『アトミック・ブロンド』のビル・スカルスガルド。

1988年、アメリカの田舎町デリー。町では子供ばかりが行方不明になる不可解な事件が続いていた。ある日、内気で病弱な少年ビルの弟ジョージーも1人で遊んでいる時に何者かに襲われ、道端の排水溝に姿を消してしまう。以来、弟の失踪に責任を感じていたビルはある時、見えるはずのないものを見てしまい恐怖に震える。やがて、眼鏡のリッチーや悪い噂のあるベバリーなど同じような恐怖の体験をしたいじめられっ子の仲間たちと協力して、事件の真相に迫ろうとするビルだったが…。

allcinema(外部サイト)

予告編

キャスト

ジェイデン・リーバハー / ビル

ビル・スカルスガルド / ペニーワイズ

ジェレミー・レイ・テイラー / ベン

ソフィア・リリス / ベバリー

フィン・ウォルフハード / リッチー

ワイアット・オレフ / スタン

チョーズン・ジェイコブズ / マイク

ジャック・ディラン・グレイザー / エディ

ニコラス・ハミルトン / ヘンリー

ジャクソン・ロバート・スコット / ジョージー

ステファン・ボガルト / ベバリーの父

モリー・アトキンソン / エディの母

スタッフ

アンディ・ムスキエティ / 監督

スティーヴン・キング / 原作

後編の感想はこちら。

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