その手はライトセーバーを握るためにあるのか、それとも…。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)

今回は、映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の感想です。

Yahoo!映画

製作年:2019年

製作国:アメリカ

ジャンル:SF/アドベンチャー

上映時間:142分

視聴環境:映画館の吹替版

感想:満足度100%

『スター・ウォーズ』シリーズをきちんと観たのは、本作が公開されると知り、映画館で予告編を観てから。

11月下旬から公開順に観て、あっという間にシリーズ完結編を迎えることになりました。

42年前に『スター・ウォーズ』に出会い、この日を迎えた方々とは思い入れに大きな差があると思います。

それを踏まえて、感じたこと、想ったことを書いていきます。

 

こんなふうに観てはいかがでしょう?

① 当然、前作までを復習しておくこと。

これは当たり前ですよね。

アナザー・ストーリーは除いても、エピソード1から8は観ておいて欲しいです。

最近は、「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」シリーズのように、何本かの映画作品群で、壮大な物語を描くという手法が広まっています。

MCUは『アベンジャーズ/エンドゲーム』までに21作もの映画が繋がっており、ぼくを含めてファンにとってはうれしかった反面、普段映画を観ない方にとっては、「面白いと聞いたけど、昔の作品をたくさん観ないといけないみたいだから観るのやめよう」と、敷居の高い状態になってしまいました。

〇部作という映画もある、という選択肢のひとつとしてならいいかなと思います。

多くの作品が、シリーズで観ないと分からないということになってしまえば、ぼくたちは自分で自分の首を絞めていることになりかねないと思っています。

こういう視点で言うと、本作は、『スター・ウォーズ』シリーズを楽しんでくれている方に向けての映画だといえます。

ということで、ぜひ復習してからの鑑賞をおすすめします。

② レイとは何者なのかを知る旅の終わりとなる。

エピソード7が始まってから、ずっと最大の疑問だったこと。

それがようやく本作で明らかになります。

あなたの予想通りなのか、それとも…??

③ レイは暗黒面に堕ちてしまうのか。

ぼくは、こちらも気になるポイントでした。

ぼくは短い期間でシリーズを観たので、エピソード1から3のアナキン・スカイウォーカー、そしてエピソード7からはカイロ・レンがダークサイドに堕ちたイメージがかなり大きいようです。

だいたいのジェダイが堕ちる、みたいな。

レイもかなりの危うさを持っている人物だと思うんですよね。

④ どうすれば自分を信じることができるのか。

自分を信じる。

ぼくのこの人生では、最大のテーマになると思います。

レイはもちろん、カイロ・レンの言動にも心が動かされました。

自分を信じる。

どうすればいいのでしょう。

本作で、ぜひそのヒントをあなたにも感じてもらいたいと思います。

 

エピソード7から9でぼくがとても良かったと思ったこと。

エピソード1から6まで、ぼくは帝国のストームトルーパーと呼ばれるいわゆる”殺され役”の兵士のことは気にも留めていませんでした。

どんなに殺されようとも何にも思いませんでしたし、逆に「反乱軍! もっと帝国の犬どもをやっつけろ!」と思っていたかもしれません。

ですが、フィンの登場によってぼくの気持ちは大きく変わりました。

例え一兵卒であっても、かれらはぼくと同じ人間なんだ。

なぜこんな戦いを続けて、互いを殺し合っているんだろう。

どんなに努力しようともこの戦いを避けることができなかった。

この果てしなく続く戦いを、終わらせるために戦わなければならない。

その犠牲になるのは、何も一般人だけではない。

帝国、反乱軍、どちらに属するかなど関係ない。

レーザーで簡単に撃ち殺しているストームトルーパーも、ぼくたちと同じ人間なんだということを認識させてもらうことができました。

 

感想を箇条書きで。

● カイロ・レンがやっと「強いやん!」と思えるようになってる!

● 最大の敵はやはりあいつ。

● ポーって実は、パイロットとしてもリーダーとしても逸材だったんだ。

● レイアに再び出会えて本当にうれしかった。

●「シス」ってなに?

→ ライトサイドのフォースを使うのがジェダイ。ダークサイドのフォースを使うのがシス。

● 懐かしい場所も人物も!

● まさに王道!

 

最後に。

この時期に公開になったのも、”総決算!”という感じがしてとても良かったです。

あと、エンドロールの音楽を最後まで心ゆくまでお楽しみください。

作品情報

あらすじ

2017年に公開された「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」の続編にして、1977年に「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」が全米公開されて以来、スカイウォーカー家を軸に42年にわたって語り継がれてきた壮大な「スター・ウォーズ」サーガの完結編となるスペース・アドベンチャー超大作。キャストはデイジー・リドリー、アダム・ドライヴァー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザックらレギュラー組の続投のほか、ルーク役のマーク・ハミルも再登場、さらにビリー・ディー・ウィリアムズ、イアン・マクダーミドが久々のシリーズ復帰を果たした。また、2016年に他界したレイア役のキャリー・フィッシャーも過去に撮影された未公開映像を使用して出演となった。監督は新3部作の1作目「フォースの覚醒」を手がけたJ・J・エイブラムスが再登板した。

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予告編

出演

デイジー・リドリー  /  レイ

アダム・ドライヴァー  /  カイロ・レン

ジョン・ボイエガ  /  フィン

オスカー・アイザック  /  ポー・ダメロン

マーク・ハミル  /  ルーク・スカイウォーカー

キャリー・フィッシャー  /  レイア・オーガナ

ビリー・ディー・ウィリアムズ  /  ランド・カルリジアン

ルピタ・ニョンゴ  /  マズ・カナタ

ドーナル・グリーソン  /  ハックス将軍

ケリー・マリー・トラン  /  ローズ・ティコ

ヨーナス・スオタモ  /  チューバッカ

アンソニー・ダニエルズ  /  C-3PO

ビリー・ラード  /  コニックス

スタッフ

J・J・エイブラムス  /  監督・製作・脚本