【満足度10】ワイスピシリーズ第3弾・映画『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006年)は、納得できない問題を解消できませんでした。

シネマ・ナビゲーターのヴァニ(@vani_1103)です。

 

本日は、ブログ企画「ワイルド・スピードシリーズを1から楽しもう!」第3弾の『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』をご紹介します。

「ワイルド・スピードシリーズを1から楽しもう!」

↑企画の趣旨をまとめていますので、一度だけご確認くださいませ。

 

こちらは2006年にアメリカで製作された、アクション/犯罪/青春作品です。

上映時間は104分。

Amazonプライムビデオで吹替版を視聴しました。

字幕版吹替版(外部サイト)

 

満足度は40点(100点満点)→10点に変更しました。

前作とは打って変わって、高校生を主人公にすえ、仲間とともに成長していく物語になっている本作。

細かな設定の荒さには目をつぶったものの、ぼくにとってはどうしても納得できない問題点があり、満足度は10点となりました。

 

以下に、注目ポイントと感想を書きますので、お読みください。

『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』の予告編と簡単なあらすじ

TOKYOは今、サーキットと化した!

 

カリフォルニアの高校生ショーンは車好きが高じてたびたび警察の厄介になっている問題児。

ある日、ついに大きな事故を起こしてしまい、少年院行きが確実となる。

それを逃れるため、ショーンは軍人の父を頼って日本へとやって来る。

日本での高校生活に馴染めずにいたショーンは、留学生のトウィンキーに声をかけられ、深夜の立体パーキングで行なわれるアンダーグランドのカー・レースに誘われる。

そこでショーンは、“ドリフト・キング”のD.K.にいきなり勝負を挑まれ、完敗してしまう。

しかしこれをきっかけに、ドリフト・レースという未体験の世界にハマっていくショーンだったが…。

 

allcinema(外部サイト)

『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』のキャスト・スタッフ

●出演

ルーカス・ブラック/ショーン・ボズウェル

バウ・ワウ/トゥインキー(トゥインク)

JJ. Sonny Chiba/カマタ

サン・カン/ハン

ナタリー・ケリー/ニーラ

ブライアン・ティー/D.K.(タカシ)

北川景子/レイコ

妻夫木聡

柴田理恵

KONISHIKI

中川翔子

ザカリー・ブライアン

ニッキー・グリフィン

虎牙光輝

波岡一喜

リンダ・ボイド/ショーンの母

ブライアン・グッドマン/ショーンの父

矢野未希子

土屋圭市

真木よう子

デヴィッド・V・トーマス

アンバー・スティーヴンス

ヴィンセント・ラレスカ

レオナルド・ナム/モリモト

ジェイソン・トビン

オールデン・レイ

ヴィン・ディーゼル(クレジットなし)/ドミニク・トレット

 

●スタッフ

ジャスティン・リン/監督

『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』を観る前に

シリーズ前作、第2弾の『ワイルド・スピードX2』(2003年)はこちら。

【満足度80】ワイスピシリーズ第2弾・映画『ワイルド・スピードX2』(2003年)で、ノリノリなカーアクションを楽しめました。

 

チューンナップした車でスピードの限界に挑む若者たちの姿を描いた大ヒット・カー・アクション・シリーズの第3弾。

本作『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』は、舞台を東京に移し、公道を使った極限のドリフトレース・バトルが展開されます。

 

ついに『ワイルド・スピード』シリーズに日本が登場することになりました。

これまでは、アメリカだからあんなことやこんなことができたんだ、と思っていましたが、あのストリート・レースが日本の公道で行われるんだと思うとワクワクします。

ぼくのように車に興味のない人間からすると、実際にレースが行われていたなら、暴走族じゃなくて珍走団と同じくらい迷惑な人たちだなと思ってしまうでしょう。

けれど、これは映画の中のお話。

今回も、思う存分カーアクションを楽しみたいと思います。

多くの日本人キャストが登場!

キャストを見ると、本作には多くの日本人俳優が出演しているようです。

まず大注目は、「JJ. Sonny Chiba」。

引用:海外ドラマboard(外部サイト)

こう書かれると分かりずらいのですが、これは千葉真一さんのこと。

日本が誇るハリウッドで活躍するベテラン俳優です。

そして、モデル出身の北川景子さんが本作でハリウッド・デビューを果たしています。

また、妻夫木聡さんはじめ多くの日本人キャストが出演していますので、誰がどんな役で登場するのか、見逃さないようにしたいと思います。

今度のレースはドリフト勝負?

日本でのレースは、タイトルやあらすじから「ドリフト勝負」だと予想されます。

やっぱり日本=ドリフトというイメージは海外にも知れ渡っているのでしょうか?

ぼくは若い頃に、漫画『頭文字(イニシャル)D』を少し読んでいたことがあるので、ドリフトというのがどういうものか、なんとなく分かります。

引用:Booklive(外部サイト)

カーブをとにかく車体をすべらせてスピードを落とさずに曲がるやつですよね。

前作と同様、誰が一番速いのかと決めるのですが、また違ったレース展開を楽しめそうです。

それでは、東京でのバトルを楽しみたいと思います。

『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』の感想と注目ポイント

前作よりも「青臭さ」がパワーアップ!

本作の主人公ショーンは、カリフォルニアから日本に引っ越してきた17歳の高校生。

ですので、今までとは打って変わって学園物語のようなテイストを帯びています。

観て楽しめるターゲット層がずいぶん低くなったとも思いました。

高校生の中にも車が大好きで本作がドンピシャの方もいらっしゃると思うのですが、下に書く予定の「決定的な問題点」があるので、どうしても高校生に「この映画楽しいから観て!」とオススメはできません。

ぼくは、この制作側と視聴側のズレを最後まで受け入れることができずに終わってしまいました。

皆さんはどう考えますか?

 

設定がガバガバ…だけど笑って受け流すしかないか

本作の主人公ショーンは、突然カリフォルニアから日本に来て暮すことになりました。

友だちに英語が堪能な人物がいたのはラッキーでしたが、そもそもほとんど日本語を話せない子が日本の通常の学校に転校できるのでしょうか。

言葉がまったくしゃべれないという環境に放り込むことが罰を与えるということであれば、確かにこのシチュエーションも考えられます。

が、アメリカン・スクールに入るのが自然なのかなと、序盤からつまずいてしまいました。

他にも、設定にツッコミを入れたいところがあるものの、それをあげつらうのは作品を楽しむことの本質ではないため、ここは抑えて受け流しながら観ていった方がいいのかなと思いました。

 

本作の最大の問題点は「日本の運転免許取得年齢は18歳から」ということ

しかし、小さなことには目をつぶっても、ここだけは納得することができない最大の問題点が本作にはありました。

それは、「日本の運転免許取得年齢は18歳から」ということです。

アメリカでは16歳から運転免許を取得することができますが、だからといって主人公ショーンは日本でも17歳だけど車を運転してもいいということにはならないのです。

なので、登場する高校生たちは無免許運転で当たり前のように車を運転し、ドリフトレースに興じ、車の整備もやってのけるという状況であるといえます。

制作スタッフが、運転免許取得年齢の違いを知らなかったとは考えにくいです。

ということは、あえてこの設定でこの物語を作り上げたことになります。

確かに、ストリート・レース自体が違法なのだから、無免許のことを取り立てて批判しなくていいのではないかとも思えます。

しかし、この『ワイルド・スピード』シリーズは、ぼくの中では1から100まで違法な行為をやって楽しんでいる人たちを観て楽しんでいるのではないのです。

最低限、運転免許は持っていてほしかった。

そんな気持ちがするのです。

 

最低でも人のいないところでやってほしい!

それと、もう一つ。

こちらは物語後半のバトルシーンでのことです。

【ネタバレ】になるかもしれませんが、ここは言わせてもらいたいと思います。

それは、「お前らの自分勝手なストリート・レースに、一般人を巻き込むな!」ということです。

主人公ショーンの運転する車が、スクランブル交差点を多くの人が渡っているところに突っ込んでいくシーンがあるのです。

これには頭に来ました。

何もなければ良いのか。

彼らが勝手にレースして事故ったりするのはどうでもいい。

だけど、人を巻き込むような場面もありますけど、危機一発回避するんで大丈夫ですよな描写は、高校生くらいの若い人たちをターゲットにした作品ではもう少し演出を考えてもらえたらうれしいなと思いました。

 

日本文化をハリウッド風にご紹介

本作では、2006年でのハリウッドがどんなふうに日本をとらえているのかというを知れる作品です。

日本しか知らなければ特に違和感を感じることがなかったことでも、こういう機会があると今までと違った視点を得ることができるでしょう。

例えば高校でいうと、制服や上履き。

元公立中学校教員だったぼくは、現役だった頃、「なぜスカートの丈を測るまでしないといけないのか?」と疑問に思いながらも何もできずにいました。

そのころでも、制服や上履きなんて無くせばいいのにとは思うことはありませんでした。

今はもうそんな制服や上履きなど学校が規定して、そして管理するなんてしなくていい、生徒それぞれが考えたらいいんだ、と思うようになりました。

 

こういったことの中で、まったく知らなかったことがありました。

主人公ショーンが公道を200km/h近くで爆走しているところ、警察の取り締まりが待っているという場面があります。

速度を計測して、当然違反しているので追いかけてくると思ったのですが、追いかけてきません。

なんで!?

実は…、この先はぜひ作品でお確かめください。

※これは本当かどうか分かりません。

 

といいつつ、制服というのもいいものです

本作では、ヒロインとしてナタリー・ケリーさんが出演しています。

その彼女、日本の高校生役なのです。

引用:Yahoo!映画(外部サイト)

ナタリー・ケリーさんの制服姿を見たら、前述の「制服なんていらないんじゃないか」という意見を撤回しそうな気分になります。

日本では制服の歴史があることによって、このナタリー・ケリーさんの制服姿が魅力的に見えているのだと分かりました。

制服姿を魅力的に感じ続けるためには、これからも制服があった方がいい?

 

2006年当時、ちょうど「グラビア界の黒船」と呼ばれたリア・ディゾンさんが大活躍していました。

引用:●´Å`●人*一生一緒*人●´Å`●(外部サイト)

彼女が大人気になったのは、上のセーラー服とルーズソックスというグラビアからでした。

男性陣はこれで、「制服廃止!」とは言わなくなるんだろうなぁ。

 

日本人キャストも多数出演!

本作では、日本が舞台ということで、日本で活躍する俳優・タレントさんが多数出演しています。

詳しくは、前述のキャスト一覧をご確認ください。

だいたいの方はどこに登場したのか分かったのですが、中でも「中川翔子」さんは見つけることができませんでした。

調べてみると、下の画像のようなロリータファッションで出演しているそうです。

引用:ひたすら映画を観まくる日記アルティメット・エディション(外部サイト)

ぜひ探してみてください。

また本作には、元レーシング・ドライバーで、「ドリフトキング」と呼ばれた伝説の男・土屋圭市さんも出演しています。

引用:ひたすら映画を観まくる日記アルティメット・エディション(外部サイト)

彼を見つけるのは簡単だと思うので、その演技を楽しんでいただきたいと思います。

 

今までのレースとドリフト、どっちがいいんだろう?

本作では、レースの中心が前作と大きく変わって、「ドリフト・レース」になりました。

この仕様変更は、皆さんはどう感じるのでしょうか。

日本の東京でストリート・レースをするというのは、あまりに現実的ではないのでこうなったのだと思うのですが、これはストリート・レースが好きな方にご意見を聞いてみたいところです。

ドリフト・レースの作品を観たいなら、わざわざこれではなく、『頭文字(イニシャル)D』の方が認知度も高いのでそちらの方がいいと感じるかもしれませんね。

 

ラストではあの男がついに帰ってくる!

本作のラストシーンには、『ワイルド・スピード』シリーズファンであるならば復活を待ち望んでいたであろうあの男がついに帰ってきます。

さて、次作はどういった物語になるのでしょうか。

 

最後に

以上、シネマ・ナビゲーターのヴァニ(@vani_1103)でした。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

いかがだったでしょうか?

もしこの作品に興味を持たれましたら、実際にご自身で映画を楽しんでみていただきたいと思います。

 

第4弾の『ワイルド・スピード MAX』(2009年)はこちら。

【満足度60】ワイスピシリーズ第4弾・映画『ワイルド・スピード MAX』(2009年)で、ドミニクの物語が再始動しました。

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