【満足度90】映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』で、ゾンビに追われながら他者貢献について考えました。

シネマ・ナビゲーターのヴァニ(@vani_1103)です!

 

本日は、『新感染 ファイナル・エクスプレス』をご紹介します。

こちらは2016年に韓国で公開された、ホラー/アクション/パニック映画です。

上映時間は118分。

レンタルDVDで吹替版を視聴しました。

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字幕版吹替版(外部サイト)

 

満足度は90点(100点満点)!

とても面白かったです。

高速鉄道を舞台に、謎のパンデミックによって”ゾンビ”となってしまった感染者から逃げる、サバイバル・ホラー作品ですが、ゾンビの怖さに加えて、登場人物の内面が深く描き出されており、本当に素晴らしいなぁと思いました。

 

人は誰のために生きているのでしょうか。

自分のため?

恋人のため?

子どものため?

生と死が隣り合わせである極限状態の中で、問われる人としての生き方。

「自分のために生きる」という価値観が優先されることが多くなった今、本作でぼくたちに届けられるメッセージはとても懐かしく心に響きました。

人間の強さとは。

因果応報。

そんな言葉を頭に思い浮かべながら、最後まで楽しく視聴することができました。

これはとても面白い作品です。

また観ていない方はぜひ実際にご覧いただきたいと思います。

 

以下に、注目ポイントと感想を書きますので、お読みください。

『新感染 ファイナル・エクスプレス』の予告編と簡単なあらすじ

生か死か――

終着駅まであと2時間

時速300km超の

ノンストップ・サバイバル!

何があっても、守り抜け!

 

韓国の各地で謎の感染爆発(パンデミック)が発生し、凶暴化した感染者が次々と増殖蔓延し始めていた。

そんな大惨事がすぐそこまで迫っているとは知りもしないやり手ファンドマネージャーのソグ。

娘のスアンを別居中の妻に会わせるため、ソウル発プサン行きのKTXに乗り込む。

同じ列車には、身重の若い女性とその夫、高校球児とその恋人といった人々が乗り合わせていた。

そんな乗客たちの中に、感染者の女が紛れ込んでしまう。

そして出発して間もなく、その女が暴れ出し、密室と化した列車内はたちまちパニックに。

湧き出るように増殖していく感染者の襲撃から愛する娘を守るべく、他の乗客たちとともに必死の抵抗を続けるソグだったが…。

 

allcinema(外部サイト)

『新感染 ファイナル・エクスプレス』のキャスト・スタッフ

●キャスト

コン・ユ/ソグ

キム・スアン/スアン

引用:新感染公式ツイッター(外部サイト)

主演を演じるのはコン・ユさん。

韓国の俳優さんはあまり知らないのですが、『トガニ 幼き瞳の告発』で主演を演じていた方だそうです。

この『トガニ 幼き瞳の告発』はとても良かった記憶があるので、もう1度観なおしてみたいなと思っています。

 

チョン・ユミ/ソギョン

マ・ドンソク/サンファ

チェ・ウシク/ヨングク

アン・ソヒ/ジニ

キム・ウィソン/ヨンソク

 

●スタッフ

ヨン・サンホ/監督

監督はアニメ出身で実写デビューとなる本作で一躍世界的注目監督となったヨン・サンホさん。

『新感染 ファイナル・エクスプレス』を観る前に

本作が「面白い!」らしいと知ったのは、ツイッターのタイムラインから。

韓国映画は普段あまり観なかったので(どの作品も『冬のソナタ』みたいなもんでしょ?という完全なる偏見に満ち満ちておりました)、最近は意識的に「観てみたいリスト」にメモするようにしていました。

何やら韓国発のゾンビホラーのようです。

韓国には、ソウルからプサン(釜山)と向けて走る高速鉄道KTXというものがあるそうです。

引用:KONEST(外部サイト)

日本でいうところの新幹線ですね。

新幹線…

しんかんせん…

新感線…

ということで、タイトルの由来が分かりました。

その車内で繰り広げられる壮絶なゾンビ・パニックを描いたノンストップ・サバイバル・アクション作品。

謎の感染爆発に直面してしまった登場人物たちによる、愛する者を守るための決死のサバイバルの行方を、極限状況であぶり出される人間ドラマを織り交ぜつつ、圧倒的テンションのスリルとともに描き出されているそうです。

公開当時、本国韓国のみならず世界中で大きな話題を集めたそうで、予告編を観ても、ハラハラドキドキの連続のようでとても楽しみです。

『新感染 ファイナル・エクスプレス』の注目ポイントと感想

この出来事の始まりは、バイオ工業団地で何かの流出だった

本作で語られる物語の始まりは、あるバイオ工業団地で何かが漏れ出してしまったようです。

その情報が一般ニュースとして流れることはありませんでした。

何も変わらない日常を送る人たち。

しかし、”それ”はその間にもどんどん広がっていたのでした。

何かが起きている。

しかし何が起きているのか分からぬまま、ソグとスアンは高速鉄道KTXに乗り込むのでした。

 

どんなシチュエーションで展開するのか

『新感染 ファイナル・エクスプレス』は、何らかの原因によっていわゆるゾンビ状態となってしまった”元”人間たちから逃げるというサバイバル・ホラー作品です。

同じような作品としてすぐ思いつくのは、ブラッド・ピットさん主演の『ワールド・ウォーZ』(2013年)や邦画では漫画原作の『アイアムアヒーロー』(2016年)などがあります。

この2作品は、どちらかというとゾンビとの戦いに焦点が当てられていました。

本作は、ゾンビホラーとしてのスリルはもちろん味わうことができますが、危機的状況の中で問われる人間としての生き方を考えさせられる作品になっています。

 

『新感染 ファイナル・エクスプレス』のゾンビたちの特徴は?

本作でソグやスアンたちが遭遇するゾンビたちの特徴で、序盤に分かるのは以下の通りです。

・非常に攻撃的で動きも素早い。

・とにかく人間を噛みたい。

 

「こんなときは自分のことだけ考えろ!」

主人公のソグとスアンとの関係はあまりよくありません。

スアンは、ファンドマネージャーであるソグのことを普段から悪く言われているようです。

仕事が忙しくてスアンの授業参観にも行くことができなかったソグ。

母が撮影していた映像で、スアンが歌の発表途中でやめてしまったのを見ました。

スアンは人からどんなに言われようが、ソグが好きでした。

授業参観の歌も、ソグのために、ソグに聞いてもらいたかったのでした。

 

物語の中で、利己的な性格のソグは人に優しいスアンに対して「人のことより自分のことを考えろ」と言います。

スアンは、ソグのそんな性格がお母さんと別れる原因になったのではないかと思っています。

そんな2人と出会ったのが、マ・ドンソクさん演じるサンファと、チョン・ユミさん演じるソギョン。

引用:シネマトゥデイ(外部サイト)

彼らは、ソグとは違って自分の危険を顧みず他者を助けようとします。

一瞬の判断ミスで命を失い、ゾンビとなってしまうという状況の中で、自分のことだけを考えて行動するのか、それとも他者のことを考え動くのか。

『新感染 ファイナル・エクスプレス』の見どころは、そんな人としてどんな生き方をするかというところを問われる作品です。

本作を観たら、おそらく、ぼくと同じようにマ・ドンソクさんの虜になると思います。

 

すべての人が最後に決断を迫られる

登場人物すべてが、その瞬間瞬間に生と死を分けるような決断をしなくてはいけません。

ソグはこれまで、自分のために、自分の利益になるようなことしかしない人生を歩んできました。

しかし、それで本当に良かったのでしょうか。

最後にソグは、何のために、誰のために生きるのか、決断しなければならない時がやってきました。

果たして、彼はどう生きるのか。

自分のため?

スアンのため?

それでは、実際に作品を視聴してみてください。

 

最後に

以上、シネマ・ナビゲーターのヴァニ(@vani_1103)でした。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

いかがだったでしょうか?

もしこの作品に興味を持たれましたら、実際にご自身で映画を楽しんでみていただきたいと思います。

 

本作を超えた!という『神と共に 第一章:罪と罰』(2017年、韓国)はこちら。

【満足度40】映画『神と共に 第一章:罪と罰』(2017年、韓国)は、とっても不思議な世界に迷い込んだ気持ちになりました。

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